2014年7月16日水曜日

最後のSpring Termを終えて。

先月、6月の13日に最後のSpring Termを終わりました。
僕のこのSOUでの交換留学プログラムの公式な学習も終わりを迎えました。

このSpring termをやや簡単に振り返ってみたいと思います。


これまでもブログで書いていたとおり、突然のアクシデントにより、一番とりたかったGroup counselingの実習の授業が取れないことになってしまいました。僕にとってそれは、それはそれは屈辱的なことで、ものすごく悔しく、何で取れないのか、いまだに納得がいっていない部分が大きいです。(というのは、納得のいく説明をしてもらえている気がしなくて、なんとなく何度か訊ねてもいろいろとはぐらかされているような説明を受けているきがするので。)


そのためもあってか、それに加えて、最後の学期だから気が抜けるというのがあってか、今回受講していた授業の成績は結構悪いものでした。
テスト前でもぜんぜん勉強する気が起きなくて、授業も教科書を読まずにただただ出席したり、宿題も最低限やるのみだったりと、なかなか勉強に集中できませんでした。
自分は「それでも、自分は勉強をしにここに来ているんだから、ある程度何か勉強しなければ。。。」という焦りを常に抱えていて、毎日図書館に足を運んでは、ただただ2時間3時間ボーっとするような、そういうなんともいえない日が主でした。今考えると、図書館にいくのはあまり効率的ではなかったみたいですね(笑)


しかし、勉強をしなかった代わりに、何かほかのことをしていただろうと、そんな風にも思うわけで、そのことを考えて書いてみたいと思います。


一番、逆説的ですが、Group counselingの実習が取れなかったことで恩恵を得たことは、「なんとかして、自力でGroup counselingの勉強をしてやる!!」と、図書館を経由して、アメリカ大学中(正確には東海岸中?)の図書館から、Group counselingと名のつくDVDを取り寄せて、見始めたことです。それから、だいたいGroup counselingのDVDのねたが切れてくると、今度はCounselingに関係するDVDを、もう、はしっから取り寄せて、毎日パソコンで見ていました。これはすっごいう自分で勉強になったなぁと思います。もう、できることならば、このことにはじめから気がついていて、Individual counseling practicumをとる前に勉強をしていれば、もっともっとクライアントさんの役に立てたのになぁと、そんな風にも思うのです。



上の写真は取り寄せたDVDのほんの一部です。本当に100枚以上のDVDを取り寄せて、観ました。実際にカウンセリングをプロがしているのを観ることで本当にさまざまなことを学ぶことができました。

ちょっと話はそれますが、自分が大学の院に進むことを決意した大きな理由は、大学3年生のときの教育実習で、本当に自分の授業がひどくて、それをほんとうに大きなつまずきだなぁと思っていたことがあります。なんていうか、人間万事塞翁が馬なんていう言葉がありますが、本当に、こういった自分にとってマイナスなことで、いろいろ学ぶ機会をいただいているなと、そんなことを思ったりもします。


2014年4月14日月曜日

最後のタームに向けて

ようやく実習の授業を取れなかったうつ状態から回復(笑)


まぁ、鬱っていうほとでもなかったんですけど、プチ鬱ぐらいですかね。正直結構落ち込みましたw
でも、ようやく最近になって本調子を持ち直してきたなぁ、というところです。

クラスメートとかが自分が取れないことについて一緒に怒ってくれて、怒ってくれてっていうか、いや、それは本当におかしいよね!とか、ちゃんと「That's not cool at all!!」とか言ったりとか、

あとは、AA(Alcoholics anonymous)のミーティングをちょっと見学させてもらったりして、
これからも、ちょっと地元のそういうグループ環境をいろいろ体験してみて、授業をあんまり取っていない分、やりたいことを自分で見つけてやっていこうかなと、なんとか前向きになることができました。

自分で帰る前にやりたいなぁと思っている授業以外で自分の勉強になること
・AAのミーティングを見に行かせてもらう
・Al-Anonのミーティングに参加してみる
・SOUでカウンセリングを実際に受けてみる。(←今実際に予約をとって時間調節の話し合いもしてきた。今週の火曜日からインテーク面接が開始!)
・Meditationの週一のミーティングみたいなのに参加する。
・SOUか、AshlandでGroup Counselingを受けてみる。
・Group counselingのグループを観察させてもらう
・メンターの家族と一緒に遊ぶ。息子さんに日本語を教える。
・コンバーセーションパートナーのお姉さんと、何かしらカウンセリングに関係のあることを話し合ったり、お互いに練習したりする。
・学校の授業関連で文章を書かねきゃいけない場面がある場合には、メンターかコンバーセーションパートナー、あるいは授業の学習パートナーのひと(なんでかわからないんだけど、どの方も僕より結構年上のお姉さん?なんですよね。。。)に添削をしてもらう。





今期の授業

今期は以下の三つの授業を履修しています。
前期の4つの授業+1つの聴講に比較するとかなり楽になってしまいそうです。

Group Counseling
MHCの院生の授業で、取れなかった実習の補完的クラス。こっちは講義のみで、実際にどうやってグループカウンセリングを行っていくのか、行う上の注意とか、テクニックとかをいろいろ学ぶ。


Conflict Resolution
コミュニケーションメジャーの院生・学部生両方に公開されている授業。院生として履修している自分は課題がちょっぴり多い。でも、そんなに変わんない。
毎週一ページ程度の教科書の内容にあった自分のCONFLICTを書いてきたり分析するような課題が出たりする。で、先生も「丁寧にコンフリクトの内容に対してコメントをしてくれたりして、なんていうか、とってもとっていて心理的に落ち着く授業。先生も面白いし、ディスカッションをしながら授業が進んでいく。(自分は未だにこのものすごく巨大なグループでのディスカッションに参加できないが。。。(^^;;)


Small Group Communication
学部生向けの、実際に小さなグループに分かれ、グループとしての課題をいろいろとこなしていくという授業。いかに自分が主張的でないか、直ぐにGive inしてしまうかが恐ろしいほどわかります。でも、男女のアメリカ人二人と、サウジアラビア人の男の人と一緒にいろいろとコミュニケーションについて話すというのはとても面白いです。




自分としては、今期は三つしか授業を取っていないので、できるだけ、自分がしたいことを一生懸命に出来るようにしたいです。
地域のコミュニティセンターやチャーチでのグループに参加してみたり、これまで課題に追われるだけで、正直斜め読みしてきた教科書をしっかりと理解しながら読んでみたり、これまで書いて提出して終わりだった自分のエッセイとかだけど、今期はゆっくりと添削をしてもらったり、、、

とにかく残り3ヶ月、、あるいは、3ヶ月ちょっとを一生懸命に、やりたいことをやりきって帰宅出来るようにしたいなと、頑張るのみです!

2014年4月6日日曜日

自分の立場はしっかりOFFICIALなものにしといたほうがいい・・・(涙)

本日までの中で、めちゃくちゃ留学に来て自分で悔しかったことがあります。
ここ最近までどうも受け入れられなくて、自分でもこのフラストレーションをどうしようかと思いあぐねていたので、なかなか話題にあげようとは思えなかったのですが、最近、個別個別にいろんな形でのサポートが得られたりして、友達やクラスメートに愚痴も一杯聞いてもらったりして、ようやく平静を取り戻してきました。

なので、これはきっと将来留学に行くであろう人達にとって結構有益な情報になるだろうなぁと思ったので、ブログに書きたいと思います。


今期Spring Term、自分にとって最後の学期の、実習の授業の受講を拒否される!聴講さえも拒否!!


事の発端は先学期の終わり頃、廊下であった教授の一人と近況について話をしている時に、Spring termのGroup Counseling Practicum(グループカウンセリングを実際に学部生を対象に行うという授業)の話になりました。で、僕はその時に、率直に「いやぁ、英語力も完璧じゃないし、その中でグループをファシリテートするって結構難しそうですよね。同じCo-facilitatorにも迷惑かけちゃいそうだし、ちょっと心配なんですよねぇー」っていう話をしたら、

教授が急に真顔になって、「それについては、またどういうふうにサポートできるか、ゆっくり話し合えるから。後で話しあおう」っていいました。僕は、いやいやまてよ、僕は心配だとは言ったけど、特別な扱いは全然望んでないし、普通に実習を取らせてくれればいいんだよ?え?どういうこと??

とか、内心穏やかじゃない心持ちで数日過ごしていたのですが、2,3日して、このGroup counseling practicumは履修しないように、というメールが来ました。
理由は、自分がこのMental health counselingコースの正規の学生ではなくて、単なる交換留学生であること、冬タームのEthicsの授業を取っていなかったこと、この2つが挙げられていました。


それから、教授の部屋を訪れ、いやいや、どういうことだという話を聞きました。
でもその時は、正直な所自分は「もし同じグループをファシリテートする同期に迷惑をかけちゃったらどうしよう。。。ネイティブばっかりのグループで、ペラペラ喋られたら、これを全て理解するのは本当に難しいかもしれない。。。。」ということを心の底でめちゃくちゃ心配をしていたもので、とても穏やかに優しげにいろいろな別の選択肢を提示する教授の主張を受け入れてしまいました。


しかし、それから同じクラスメートと話したり、色んな友だちと話して、「いやいや、なんでもChallengeしてなんぼでしょ?!」とか、「Assertiveに行かないと!!!」と、教授の主張を受け入れてしまったことを後悔し始めました。

どうじに、自分も受けるだけの権利を主張する理由があるんじゃないかってことも、考え始めました。

・Mental health Counselingの正規の学生ではない
→確かに自分は正規の学生になるための手順を踏んでいない。単なる交換留学生がコースを履修させてもらっているだけだ。その理由は、日本にいる時に大学院の授業を履修するにはTOEFLのスコアが76必要だったんだけど、自分は最後に9月だかに受けた時73で、3足りなかった。
→→だけど、SOUの留学のコーディネーターさんとかとメールでやりとりをして、教授が実習も含めて許可をしたから、このままで大丈夫よ。Officialな大学院生の立場じゃないけど、コースを履修する文には問題はないというような旨のメールを受け取っていました。(僕の視点じょう、かなり僕に有利な解釈をしている部分もあるかも知れないが)
→→→だから正規なMHCの学生になる手順を踏まなかったんだ!!もし、正規でなければ実習が受けられないと知っていたら、確実にその手順を踏んでいた!TOEFLもちゃんと76に達するまで受けたし、Graduate Schoolにも申し込んだ!実際、TOEFLの点が最初に足りていなかった時点で、それをするつもりでいた。でも、いいって言われたからしなかった。



以下引用
We have changed your code to graduate student but I have not changed your admission letter or DS 2019. They both still stay undergraduate. This should not be a problem as you are not admitted to a graduate "program" for a degree but are here taking coursework.



・Ethicsの授業を取っていない
→Group counseling practicumのシラバスを確認していたが、Ethicsを事前に履修しなければいけないとは一言も書いてない。知る由もなかった。もし知っていたら履修していた!



というような2つのことを思い出した。
それで、それをこの実習の授業をとりたい熱い熱意と、これまで秋ターム、冬タームと実習を履修していたことなどを含め、教授らにメールを送り、面会しました。


最初、それから数日経って、「メールを受けて、どうにか実習に参加させてあげることにした」って話になり、僕は、「さすがアメリカだなぁ。一生懸命丁寧に、ロジカルに主張すれば何でも通るもんだ」とか、ウキウキした気持ちでいました。

それからミーティングを開いてもらって、「特別な方法で実習に参加させてあげれるように準備をしている。君は完全にファシリテートするっていうのは結構難しいだろうけど、しっかり観察するような、ひとの話をじっくり聞くようなそういう能力がある。」みたいな、そんなようなことを言われて、「observer兼Partially facilitatorとして、参加する方向で話をまとめるよ!」というようなことを言われました。


しかし!それから一週間ぐらいして、突然、「残念だけど、スーパーバイザーたちと話し合った結果、実習の授業には参加させてあげられないという判断をしました」というメールが来ました。

もう、その時には春休みになっていて、しばらくは連絡取れないけど、もどったら話すから。という感じのメールでした。そこからほんの少し粘ったつもりだったのですが、直ぐに今学期、つまりSpring Termが始まり、まともに会うこともできず、ただメールで、これは決断だからPlease accept your decision! You may not take the practicum。とかっていうような強気な決断を言い渡されました。




僕はしぶしぶ、コミュニケーションメジャーから2つの授業と、このGroup counselingの実習でなく講義の方の授業を受講することを決めました。

その後教授には一回あっただけなのですが、あまり十分な情報を教えてもらっていないような気がします。MHCのマニュアルの規定に学部のものは授業や実習なんかに参加することはできないという決まりがあるんだ!ということをちょっと言われました。


これから、じっくりアポイントメントをとって、ゆっくり
①なんでダメなのかもっかい說明して
②どうして決断が何度も変わったのか說明して
③アメリカ人として、このfacultyの上の立場の人として、実際にこういう場面になったらどう対処したらいいのか?また、どうしたら防げたのか?(一年生かいない交換留学生が正規のMHCのStandingになれるのか?自分はとれると言われていても正規のStandingを確保するために、もう一度どこかでチェックを入れるべきだったのか?とかとか)

そういうことを聞いていきたいと考えています。


いやぁ、最初にこの話を聞いた時は本当にがっかりして、それからいいよって言われて、それからダメだよって言われた時には「Totally pissed off!!」だったんですが、ほかのスーパーバイザーが他の選択肢とか(学校以外の場所でのグループカウンセリングやAAのミーティングなどを見に行ってはどうかって話とか、日本に帰ってからグループカウンセリングのワークショップを受けれるような可能性を探してくれたりとか)をいろいろ提示してくれたり、クラスメートが自分がされている扱いに、一緒に怒ってくれているのを聞いたりして、ようやく落ち着いて来ました。



だから、これから留学行く人には、
しっかり学びたいものがある、勉強したいものがある場合には、確実にそれが学べるか事前によく確認しておくことをおすすめします。
特にアメリカでは、契約とかルールとかをすっごく堅持する傾向があるんじゃないかと自分では思うので、OFFICIALな立場とか、したくない契約には絶対にサインをしないとか、そういうのを気をつけたら、したいことをすんなりでき、したくないことをしなくて済むようになると思います。



※寮の契約も自分は一年間ずっと寮にとどまる、という契約にサインをしてしまったのですが、これを覆すのは個人的には結構大変でした。最初だけ寮にいるとか等という選択肢があるのかはわかりませんが、やはり、こういうような契約は注意をしないといけないなぁと身にしみて思います。
※さらに、やはり自分もTOEFLをしっかりとっておいて正規な立場に申し込みをしておかなかった自分の落ち度というものも痛感してもいます。結局損をしているのは自分なので、はやりOO出来る権利!というのはしっかりと証明できるように準備をしておくことがアメリカでは(日本でもかもしれないけど)大切だなと思いました。